福音主義的自由のためにーーある長老主義者のリベラリズムおよび功利主義的国家との戦い
1920年代アメリカのファンダメンタリズムを代表する人物の一人、メイチェンはその独自の視点から、当時のアメリカ社会で進行しつつあった「ある傾向」を批判的に見ていた。本稿では彼の視点を借りつつ、1920年代アメリカ社会における連邦政府の権力の拡大について考察した。
アメリカ史研究
43号