2015年から2016年Q1のスマートフォン市場動向の検証
本稿は、2015年から2016年Q1にかけてのスマートフォン製品市場の動向を検証すると同時に、世界市場中においても最も変化が激しい中国市場の動向と併せて分析を行い、スマートフォン市場と半導体製造事業者の動向を部品供給の観点から検証を行っている。 特に、アジア・パシフィック地域における二社の中国企業(OPPOとVivo)の急成長とQaulcommのSoCチップの事業戦略を重ね合わせ、その関係性からグローバル市場の今後の展望とそのキーポイントを論じている。
広島経済大学経済研究論集
第39巻
第3・4号