学校教育の現状を分析し、さまざまな今日の教育的困難を克服するヒントを教育心理学的観点から述べた、堂野佐俊・田頭穂積・福田 廣・熊谷信順・吉田一成(編著)『心理学からみた教育の世界』(北大路書房)の中の、第3章「学ぶこと、教えること:新しい行動を獲得する」の第4節でさまざまな学習法について述べた。 具体的には、「さまざまな指導法を探る」と題して、実際の学習場面を教授-学習過程という相互作用的視点からとらえ、一斉授業、小集団授業、個人授業の3種の授業形態に適した7種の学習法の概要を紹介し、その長所・短所について述べた。[執筆頁数10頁]