本書は、教育職員免許法で修得が求められる「教職に関する科目」のなかの、「幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む)」のテキストとして執筆・編集されたものである。 その第3章『知覚と記憶』の分担執筆を担当し、教育活動全般や学習者の学習内容の理解に深くかかわる、「知覚の発達」、「記憶の発達」、「忘却の理論」、「知覚と記憶の障がい」の4節にわたり、幼児、児童及び生徒の認知能力の発達の観点から学習活動に示唆される点などについて述べた。【執筆頁数18頁】