学力向上論争のその後
国際教育到達度評価学会(IEA)から公表された「国際数学・理科教育動向調査」(TIMSS)、経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)の最新の結果を概観し、それらの結果から巻き起こっている「学力低下」論争のその後の展開を紹介した。 そして現在議論が進みつつある教育改革の動向と改革によりもたらされる変化の可能性について、隠れた教育大国といわれるフィンランドの教育制度との比較により論じた。[執筆頁数3頁]
広島経済大学教職課程年報
第7号