手指運動の制御に関する研究-運動のタイミング制御に関する従来の研究の検討-
修士論文で示唆された運動のタイミング制御にかかわる中枢クロックの存在の可能性を内外の関連した研究を検討することによりさらに詳細に検討した。 具体的には、自己相関係数、位相遷移曲線等の時系列的なデータを分析することにより、中枢クロックの性質を推定・検証することができるのではないかという考えのもとに簡単な数学的モデルを提案し、今後の研究の可能性を考察した。[執筆頁数7頁]
広島大学大学院教育学研究科博士課程論文集
第11巻