入学後間もない短期大学生を対象に、大学生活にうまく適応させるための学生指導上の資料を得ることを目的に、GHQ、CMI、「大学生活に関する調査」、「アイデンティティに関する調査」の4つの心理テストを実施した。 そしてそれぞれのテストに対する得点パターンから学生の精神的健康度を評価した。その結果この4つのテストでテスト・バッテリーを組むことにより、要注意あるいは要指導学生をかなりうまくピックアップできることがわかり、各テストの得点プロフィールを学生指導のシグナルとして用いることの有効性が確かめられた。[執筆頁数6頁][共著者:田﨑權一]