Constraints on Movement: A Barrier-based Approach
本論文では、論文2、3で提案された障壁理論を理論的にさらに洗練させ、かつ実際の微妙なデータが説明できることを目的とした。H標示されない障壁を再定義し、非補部障壁、tensed IP障壁、補部 CP 障壁を仮定した。その結果、CP の指定部、ECM や小節の指定部からの移動ができないこと、二重の話題化ができないこと、そして、埋め込み節内の話題化から要素が取り出されないことを示した。
広島経済大学「研究論集」
第21巻
第2・3号