広島経済大学英語カリキュラム改革の経緯と現状報告
麻畠 徳子, 上田 みどり, Walsh Paul, 梶原 英二, 迫田 奈美子, 田中 佑美, 田辺 洋子, Tankosich Mark, 本岡 亜沙子, 森 瑞樹, 山本 貴裕, Reinoos Roger L., Wild John A. S.
本教育実践記録では、広島経済大学で平成27年度からはじまった新英語カリキュラム形成の経緯と現状報告がなされた。改善点として1年次必修英語では、週5回の授業による英語学習の習慣化、1回の授業時間短縮による集中力の維持、少人数(20人)クラスの実現、科目間の連携、評価方法の統一化、2年次のレベル別授業の実現が挙げられた。一方、本学の英語教育の直面する課題としては、1年次に英語レベル上位層で起こっている「浮きこぼれ」学生への対応と、それと同時に大学入学までほとんど英語を学習してこなかった学生対象のリメディアル教育の必要性が浮き彫りとなった。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
広島経済大学創立五十周年記念論文集
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