伝統的なライティングのプロダクトアプローチは、正しい文法、スペル、用法などの正確性に重点を置いてきたが、ライティングの過程で書き手が使用する戦略に注目するプロセスアプローチの台頭により、この二つのアプローチを融合する新しい動きがある。 近年、プロセスアプローチがより注目される中、日本ではまだ文法重視のライティング指導が根強い。本研究では、まずこの二つのアプローチの理論の特徴を明示した。そして、日本の高等学校で最も採択率の高いライティングの教科書に掲載されている問題を使って、この二つの理論を実際の教育現場で効果的に応用するために、段階別の活動例を提案した。