「人的投資論-学校教育の投資効果とコストの問題について-」
人を「成長する資本である」ととらえ、この人的資本の概要を、シュルツ(T.W.Schultz)の論を中心に説明している。さらに、人的投資について、学校教育に視点をあて、教育への投資を私的教育投資と公的教育投資に分類し考察する。私的教育投資では、その便益、放棄所得に着目したコストの問題、内部収益率をもとにした投資量の決定について論じる。公的教育投資については、教育費の政策的問題を中心に、シュルツの提言も加えながら考察している。
広島経済大学修士論文