高等学校における「簿記」の導入指導に関する研究
高等学校における科目「簿記」の導入段階での指導方法について、生徒の計数感覚の実態、帳簿記入の基礎的な教材の内容および教員の指導方針の3点について考察したものである。また、検定試験の合格という目標を強く意識した授業展開である「検定簿記」についての弊害を指摘し、簿記学習の本来の在り方を論じている。
広島経済大学研究論集
第33巻
第2号