学校のいじめ問題に関する研究(Ⅱ)
本研究(Ⅱ)は、いじめ被害者を守るために保護者と教師はどのような考え方で指導すればよいのかを、いじめを受けている被害者の状況を7段階に分けて考察したものである。いじめを解決するためには、保護者と教師が連携することが不可欠であるが、その連携の在り方と具体的な連携方法を明らかにするとともに、互いに対立することなく密接に連携し「いじめ被害者」の人権と命を守るという最も重要な基本的な視点について論じたものである。
広島経済大学研究論集
第33巻
第4号