高等学校における教育実習の研究(Ⅰ)
本研究(Ⅰ)は、高等学校における教育実習で実習生に何を学んで欲しいのか、何を学ぶことができるのかという問題を指導者の視点から具体的に考察し、学校経営や学級経営について学ぶことや教科指導・生徒指導・進路指導についてどのような視点から学ぶべきであるかを明らかにしたものである。特に教育実習生を受け入れる側からみた実習生への期待について整理し、学習指導案の書き方をマスターしておくべきことや、模擬授業を経験しておいて欲しいと考えられていることを示した。
広島経済大学研究論集
第31巻
第4号