高等学校における教育実習に関する研究(Ⅱ)
本研究(Ⅱ)は、大学および高等学校における教師教育の視点から、教育実習生に対する教育実践技術について考察し、その構造を明らかにした。教育実践技術を身に付けさせるために「マイクロ・ティーチング」という方法を採用し、場面を特定して10分程度の指導をさせることを繰り返すことが有効であることを論述している。また、学習指導案を作成する際に避けて通れない「教材観」・「生徒観」・「指導観」の内容と書き方を研究したものである。
広島経済大学研究論集
第32巻
第1号