女子大生の抑うつ状態とそれに関連する要因(査読あり)
女子大生411名に抑うつ性の実態とそれに関連する要因を質問紙を用いて調査した。抑うつの測定にはSDS, また日常生活苛立事, 積極的出来事の頻度とストレス度, 対処方法とソーシャルサポートの有無, 自我同一性感覚(ESPI)等を明らかにしこれらとの関連を分析した。およそ四人に一人が抑うつ状態であり, これらは日常生活苛立事のストレスや信頼性, 勤勉性と同一性の感覚が影響していることが示唆された。青木邦男, 松本耕二,山田真規子,高野さなえ
学校保健研究
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