【当該業績の概要】
400m走における疾走速度変化から疾走区分を男子学生4名を用いて検討した結果、加速区間(0-40m),等速区間(40-120m),逓減区間(120-200m),混在区間(200-280m),減速区間(280-400m)に区分けできた.400m走を最も効率的に走った条件はMCであり,レース前半を200m走のベストタイムを基準に91~95%の範囲に相当する疾走速度で走った場合であった.このMCの優位性は乳酸生成を抑制しながら,高い疾走速度を確保できることにあることが示唆された.
【本人執筆の概要】
研究全般に関わる調査・分析に携わった。
著者:田村孝洋,松田亮