スポーツ指導経験が大学生の社会的スキルの向上に及ぼす効果に関する研究-大学運動部活動がもたらす非認知スキルスキルの関与について-
【当該業績の概要】陸上競技部・男女大学生10名を対象に,児童へのスポーツ指導経験が社会的スキルに及ぼす影響について検証した。結果「対人関係スキルに影響を及ぼす」「感情コントロールが可能」「スポーツ指導による体験型学習がキャリアアップの成果を高める」「体育授業にてスポーツ指導法(実習・体験学習)が有効」と示唆された。以上により,競技活動と同時に社会的スキル向上を獲得できるスポーツ指導による体験学習を定期的におこなうことが,大学運動部活動の在り方として重要であると明らかにされた。【本人執筆の概要】研究全般の調査・分析及び執筆を担当。 著者:松田亮,田村孝洋
広島経済大学研究論集
第40巻
第1号