大きく変わる中東情勢~民主化の背景・動向・今後の世界経済への影響
チュニジアで始まったいわゆる「アラブの春」について、共通の背景はあるものの、各国それぞれ歴史的な問題点を抱え、一様には捉えられない点を指摘、各国別にこれまでの動きをまとめ、今後を概観した。さらに世界経済への影響として、原油市場・価格とアジア諸国へのインパクト、銀行債権に関する欧州の銀行への影響の大きさなどを論じた。
公益財団法人国際通貨研究所 IIMA国際金融論考
2011年第1号