中小企業における経営理念の浸透促進機能に関する一考察 -アイデンティティの知覚に着目して-
中小企業が、厳しい経営環境に適応しながら事業の継続を図るため、いかに経営理念の浸透を促進する中で組織メンバーの一貫した行動を喚起し、組織の一体感や現場のモチベーション高揚を図っているのかを検討した。 具体的には、経営トップやミドルが、アイデンティティをいかに知覚・受容し行動することが、経営理念の浸透行動で求められるのか、組織成員が、経営トップやミドルをアイデンティティの視点からいかに知覚・受容することが理念浸透に必要であるかを検討している。
経営哲学学会「第31回全国大会」 (於)東京富士大学 『報告要旨集』あり