中小ベンチャー企業の理念経営に関する一考察 -経営トップ主導の理念浸透戦略に着目して-
産学官連携スキームによるイノベーティブな経営を貫徹しながら、経営者自身が抱く経営哲学が明文化されていない中小規模ベンチャー企業では、イノベーションの方針策定から現場での創意工夫に至る過程で、いかに経営者自身がイノベーションの実行者として、理念の具現化を図っているのかを考察した。 分析視座は、経営者のいかなる言行が組織成員の一貫した行動を喚起し、組織一体感や現場のモチベーション高揚につながっているのか、経営理念の具現化を図る経営者主導戦略にみられる具体的プロセスは何かである。
日本ベンチャー学会「第19回全国大会」 (於)東洋大学 『報告要旨集』あり