経営理念の組織内浸透に関する分析視角 -同族経営中小企業における円滑なコミュニケーションのあり方を中心に-
経営理念の組織内浸透を図る上で、有意かつ効果的な要因と考えられる組織内コミュニケーションの円滑化の実現に必要な視点や、人的資源に求められる具体的方策について、事例調査をもとに検討した。 その結果、経営者が透明性の高い言行や、周囲の声に基づく自己姿勢評価と内省に努め、中間管理職が組織内交流情報の可視化を推進することが、円滑な組織内コミュニケーションをもたらすことを明示した。
日本マネジメント学会「第56回全国研究大会」 (於)高松大学 『報告要旨』あり