テレワークにおける組織市民行動の分析枠組み―市民の知覚と社会的物質性の視座から―
本稿はテレワーク環境における組織市民行動の分析枠組みを構築した。それにあたって、第1に組織市民行動の先行研究では議論が不十分であったシティズンシップ論に考察を加えた。第2に社会的物質性の視座を整理した。構築した分析枠組みは、定性的研究によってその妥当性を担保できることを示した。
日本テレワーク学会第16回研究発表大会 (於:明治大学)