組織市民行動のマネジメントに関する研究―組織ルーティンの視点から―
本研究は組織市民行動をマネジメントするための理論枠組みを構築したものである。組織市民行動はその概念定義に裁量性を有しているがため、当該行動を直接的にマネジメントしてしまうと組織市民行動ではなくなってしまう。そこで、組織市民行動をマネジメントの対象にするという視座のもと、構造化理論にもとづいた組織ルーティンの研究を援用した。
大阪市立大学