Understanding Regional Growth Dynamics in Japan: Nonstationary Panel Data Approach(査読付)
パネル・データ(共和分検定;PANIC methodを採用)を用いて、1955~1999年までの日本において、収束仮説が成り立つか否かを検証した結果、各県ごとに成長経路があり、長期的には格差は縮小傾向にあることを見出した。しかしながら、無限の将来においては、豊かな県は豊かな県のままであり、貧しい県は貧しい県のまま(一つではなく各県別の)定常状態に向かっていることを明らかにした。
Journal of the Japanese and International Economics
Vol.40