『和の光 文学と平和』
宗教をその周辺の関連する文化とともに考える。文学と平和に関連する論文集。「北原白秋を読む」、「『奥の細道』を読む」、「太宰治を読む」、「環境問題への取り組み」、「アジア・太平洋戦争を考える視点」、「心の被爆者」、「宗教と平和」など、十二編を収録した。「『奥の細道』を読む」はその行程を実際に巡りながら宗教文化との関連も考察し、芭蕉の俳諧のもつ宗教的な境地を論じた。
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