『日と霊(ひ)と火』
日本の古代信仰をその聖地とされる場所を巡りながら、文献とフィールドワークの両方の視点から論究する。はじめに縄文人の信仰を残された遺物から探る。次に弥生人とされる人々の信仰を九州の高千穂、宇佐の二つの地域を中心に考察する。次に紀伊半島について三輪山、伊勢、熊野の三地域を中心に考察し、最後に出雲地域の信仰を考察する。主な神社としては宇佐神宮、大神神社、伊勢神宮、熊野本宮、出雲大社を論じた。
洛西書院