『本願海 浄土教論集一』
「太子と親鸞」、「神話の回廊」、「連続無窮」、「二河白道を生きる」の四本の浄土教関係の論文を収録した浄土教論文集。「太子と親鸞」では親鸞の聖徳太子信仰について論じる。「神話の回廊」では神話が神道においてだけではなく大乗仏教にも通じることを論じる。「連続無窮」ではその言葉が親鸞の『教行信証』に用いられた意味を考察。「二河白道を生きる」では善導が用いた譬喩に基づき親鸞や現代人にとっての意味を論じた。
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