事情判決の法理―憲法学的考察―
博士中間論文「事情判決」という司法における例外的制度の研究をとおして、司法制度のあり方の新しくかつユニークな側面を検討する、というのが研究の目的である。内容としては、事情判決制度の基礎的な部分、すなわちその歴史的背景及び実体を研究したものである。これに続く理論的検討(博士論文の後半の予定)は、今後の研究課題である。
九州大学法学部