アメリカ法におけるアジア系アメリカ人―正義への闘い― (下)
本稿(下)では、間接的差別立法や不動産所有権、言語、教育、文化等に関する事例を通して、アメリカ法におけるアジア系アメリカ人の与えた影響を明らかにしようとしたものである。また、合衆国における人種と法律の関連性を扱う論考につき、より正確を期するには、従来の考え方では不十分であると主張し、人種に対する現代の考え方には、パラダイムの転換を図る必要性があると述べたものである。
『広島経済大学研究論集』
第18巻
第1号