広島県北部、府中市上下町(旧甲奴郡上下町)の近世における特質と展開について執筆した。具体的には、第六節産業の展開では、農業生産の特徴、林野利用のあり方、農間余業の展開について、第七節交通・金融の展開では、石州街道を中心とした交通の発達と金融業の展開、さらに第八節幕末維新期の動乱では、開国とその影響、長州征伐や戊辰戦争とその影響などについて叙述した。監修者:太田健一 共著者:國永進・楠見久・片山貞昭・荒木克・服部宣昭・山田保・池田道人・藤原一三・片岡智・濱田敏彦・田中重雄・太田健一・赤迫敬三・高橋義雄・秋山俊雄
第四章第六節産業の展開、第七節交通・金融の展開、第八節幕末維新期の動乱