近世における加計地域の歴史的な実態について、当該地域の史料にもとづき分析した。具体的には、村の交通と市町、酒造業と水産業、農業条件の整備・発展、農産物栽培とその特色、商品作物と加工業の展開、農民の階層構成の変化、地主・豪農経営の諸相、農村人口の変遷と社会動向、水運業の展開などについて、その実態と特色について叙述した。共著者:河瀬正利・松井輝昭・増田実・濱田敏彦・道重哲男・引野亨輔・頼祺一・石本正紀・数野文明・安藤福平・藤原浩修・岡田恒彦・尾田敏直・栗栖道也Ⅲ章近世村のかたち第一節、第二節(pp77~98)、Ⅳ章地域社会の発展第一節(pp119~151)、第二節(pp168~190)、第四節(pp215~229)