「一九世紀における安芸国太田川舟運をめぐる一争論について-舟運からみる地域社会の諸相-」
近世後期芸北地域における河川交通・輸送のあり方に対する新たな分析視角を提案するとともに、太田川舟運を「切り口」とした地域社会の諸相、とくに豪農・民衆の動向について、当該地域に残る史料「田之尻浜積荷差縺れ一件」を題材として検討を試みた。
『広島経済大学研究論集』
第30巻
第1・2号