藤巻正己編『生活世界としての「スラム」-外部者の言説・住民の肉声』
インドネシアの経済危機の長期化の中、途上国スラムの生活経済を描き、急速な都市開発の中スラム化した状況を描き出す。従来の観察者からのステレオタイプ化した「貧困の文化」視を抜け出、住民の立場からの生活の在り方を明らかにすることが、本書全体の目的である。 「4 都市の貧困集落カンポン ジャカルタの下町」
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古今書院