「インドネシア・クマヨラン地区居住状況」
国際協力事業団の技術援助「総合地区開発の手法」で再開発されつつあるジャカルタ・クマヨラン地区に滞在調査し、インドネシアの急速な経済発展を背景に、強制的な土地収用やカンポン社会の破壊が住民に不安と不満を与えている状況を報告した。こうした強権的都市政策への転換が、スハルト体制末期の市民蜂起と無関係でないことを示唆した。
建設省建設経済局・同住宅局編
『住宅着工統計』1998年1月号