「ジャカルタのカンポン改良計画 ― 住民参加を軸とする社会組織の影響について」
地理学・開発経済学・地域研究分野の文献をレビューし、ジャカルタにおけるカンポン社会の形成が都市社会構造の一つの要因となっていることを示した。国際機関が1970年代に途上国に援用したセルフヘルプ論とそれに基づく都市改善アプローチの有効性を検証したが、同時に、地域住民の組織化における問題点をいくつか指摘した。
修士論文(東京大学)