MISC

基本情報

氏名 宮岡 弥生
氏名(カナ) ミヤオカ ヤヨイ
氏名(英語) Yayoi Miyaoka
所属 広島経済大学 教養教育部会
職名 教授
researchmap研究者コード 5000010728
researchmap機関 広島経済大学

題名

Differences in discourse comprehension strategies for L2 (second language) Japanese as employed by pair-matched L1 (first language) Chinese and Korean Speakers

単著・共著の別

共同

著者

 

担当区分

 

概要

中国語母語話者は漢字の知識があるため、日本語の理解において韓国語母語話者よりも有利であると言われている。一方、韓国語母語話者は、文法の理解において中国語母語話者よりも有利であると考えられる。これまで、中国語母語話者と韓国語母語話者の日本語の理解を、全体的に捉えて直接比較した研究はほとんどない。そこで本研究では、ペアマッチサンプリングの手法を用いて、①長文理解、②学習期間、③性別、④年齢の4要因を統制し、日本語を学習している中国語母語話者と韓国語母語話者を各80名比較した。SEM(共分散構造分析)を用いて短文理解に対する語彙知識と文法知識の因果関係を分析したところ、中国語母語話者は短文理解において語彙、特に漢語知識への依存度が高く、韓国語母語話者は語彙知識と文法知識の両者をバランスよく用いているという結果が得られた。Tamaoka, K., Miyaoka, Y., Lim,H., Kim, S., & Sakai, H.

発表雑誌等の名称

日本言語学会第135回大会(信州大学)

出版者

 

 

開始ページ

終了ページ

 

発行又は発表の年月

2007/11