「目的別文章の書き方 ―描写・説明・意見・説得― 意見文の書き方」
「意見を述べる」という目的を明確にした作文指導について、具体的な教材解釈と指導方法の実際を示した。教材解釈では、小5の意見文教材を取り上げ、論題が対立関係にある主張で作られていること、どのように対立しているのか観点を定めて比較することの大切さを述べた。反論については、自分の考えを表現するために「異論」「異論の理由」「異論の理由の否定」という3つの要素で構成する反論の形式を示した。
「指導と評価」通巻729号(日本図書文化協会)