物語の創作を通して豊かな文章表現力をはぐくむ学習指導モデル -他者の目を通して出来事の意味をとらえなおす-
作文教育の一領域として、中学生が小説を書く学習を提案した。「視点を固定した語り手になる」ことを手がかりに、小説を書くことの意義、教材づくり、指導方法などを具体的な事例に即して述べた。学習者にとって非日常である「大人の視点」に立って創作することが、身の回りの出来事をより多面的に豊かにとらえなおすことにつながることを明らかにした。 <分担> Vol.3 第8章-3を担当。
『中学校国語科教育CD-ROM授業実践資料集』 (ニチブン)