小・中国語科における基礎・基本の指導と総合単元づくりとのかかわりに関する研究(Ⅱ) -課題作文「私の家族の誕生日」の実態調査をとおして-
小1~中3までの児童生徒を対象に、「私の家族の誕生日」という同一課題で作文を書かせ、その特徴を発達段階的に明らかにしようとした。今回の調査からは、一人称主語が小学校低学年に極めて少ないこと、自分の内面の描写に優れている作文が小学校高学年に多かったこと、小学校高学年の描写に対して中学校では意見が多くなることを指摘した。 <分担> 山本隆春・佐々木勇・杉川千草・太田薫・浜田一路・木本一成 pp.55-62を担当。
「学部・付属学校共同研究紀要」 第30号 (広島大学学部・付属学校共同研究機構)