国語科総合単元づくりのための教材開発と指導法に関する基礎的研究(Ⅱ) -国語科の小中合同授業の試みを中心に-
小4と中2の児童生徒という異年齢集団で組織された小中合同授業の可能性について、「創作型」「音声表現型」「理解型」の各授業スタイルの有用性を明らかにしようとした。小4物語教材「白いぼうし」をもとにファンタジーを書くという設定で授業を行った。発達段階による能力差という点で「創作型」が取り組みやすいこと、上位学年への心的負担が大きいことなどがわかった。 <分担> 山元隆春・佐々木勇・杉川千草・加藤秀雄・居川あゆ子・木本一成 pp.275-276,279-282を担当。
「学部・付属学校共同研究紀要」 第34号 (広島大学学部・付属学校共同研究機構)