『岑参の辺塞詩』
・盛唐の詩人中、官吏として実際に辺塞に赴き現地での見聞をふまえて詠んだ辺塞詩の作者として著名な岑参は、杜甫から「奇を好む」と評されたように、他の詩でも異彩を放っている。その辺塞詩について、訓読、語注、現代語訳、解説を行なった上で、後に、岑参詩全体を貫く特徴の1つである同一表現の多用に関する論文を付している。担当部分p179-196、その他は共同研究につき抽出不可能。 共著者名:森野繁夫、新免惠子
渓水社