思考を鍛える:ディベートから小論文へ
・入学試験で小論文が急増している。その際に痛感するのは、個人指導の限界である。生徒自身の活動を通じて、内容の充実や論の吟味を促す方法としてディベートの有効性を検証した実践報告である。是非を論じるディベートは否応なく課題を両面から見ることになる。また、勝負が明らかなため、調査や考察にも主体的に取り組む。また、チームでの取り組みは自然な意見交換の場を生む。そうした利点を生かそうという提案であった。 共著者:岡本惠子、三根直美
『広島大学附属中・高等学校研究紀要』
第49号