生徒の実態にあわせた漢文指導の試み
・全国漢文教育学会設立に向けて開催された大会での研究発表をまとめたもので、大学進学と専門学校進学、就職がそれぞれ1/3という公立高等学校での実戦報告である。漢文を「わかる」ものにするために、その現代的意味を掘り起し、板書とノート指導を軸に取り組んだ。入門期の指導として熟語を入り口にしたのは、現代文との連接を意識したものである。
『漢文教育』
第7号