漢文の学習-漢詩と向き合う-
・自己学習力の育成を、漢詩の訳詩でめざした実践である。訳詩を作るには、分からない部分を明らかにする、辞書で語彙を明らかにするとともにそれにふさわしい語句を求めてさらに辞書を引くことが必要になる。また、先人の訳詩を読み較べ、友人の訳詩を鑑賞することで、改めて自身の読みを深めることができると考えた。生徒たちはそれぞれの学習に熱心に取り組んだが、自身の訳詩に推敲には消極的だった点で課題が残った。
『国語科研究紀要』
第26号