『論語』の学習
・かつて必読者であり実用書でもあった『論語』を生き生きとした人間のことばとして出会わせたいと取り組んだ実践である。『論語』は孔子とその弟子達の言行録であり、それぞれの言葉が使われた現実の場面があったはずである。そこで生徒自身に現代語訳させて文字と丁寧に向き合わせ、それをふまえてその言葉の使用場面を含んだ物語の創作をさせ、相互評価で作品を書くこと、詠むことの留意点を考えさせた。
『国語科研究紀要』
第27号