確かな学力の形成-国語科基本教材の授業アプローチの方法 (1)『少年の日の思い出(ヘルマン・ヘッセ)』の場合
・中学校国語の小説基本教材であるヘルマン・ヘッセ『少年の日の思い出』を扱い、どのようなアプローチで読みの力が身につけられたか、基本教材においてどんな読みの力をつけていくべきかを研究した。翻訳文字に特有の難解な語彙は読みの阻害要因にはなっていなかったこと、また読みの力の定着に必要な留意点を明確にした。それぞれの小説教材に応じて詠みの着眼点を組織化し、計画的に積み上げていく必要性を確認した。 共著者名:吉田裕久、山元隆春、朝倉孝之、岡本惠子、黒瀬直美、新治功、西原利典、土本勝彦、三根直美、宮本浩治
『広島大学学部・附属共同研究紀要』
第37号