・高校の小説基本教材「羅生門」において、どのような読みの学力を養成できるか、授業を通して明らかにすることを目的とした。方法・形態の異なる3つの授業を設定し、①初読における生徒の読解の状況を調査する。②学習後、生徒の読みがどう変化したか、検討する。③どのような授業アプローチにより、読解力が身につけられたのか分析する。以上をふまえて、基本教材においてどんな学力を身につけていくことが可能なのかを検討した。
共著者名:吉田裕久、山元隆春、朝倉孝之、岡本惠子、黒瀬直美、新治功、西原利典、増田知子、三根直美、宮本浩治