新学習指導要領の下での授業実践-伝統的な言語文化の学習における小・中・高の連関について- (2)
・小・中・高のいずれの教科書にも掲載されている『枕草子』「春はあけぼの」を取り上げて小学校5年生と中学校3年生で授業をし、その実践をもとに連携についての考察を行った。いずれにおいても、学習者にとっての既知と未知との接点を確かめていくため、比較という方法をとったところ、その学習者にもたらす効果は小学校と中学校とでは異なるものとなり、高校への展望を持つことができた。 共著者名:吉田裕久、山元隆春、三藤恭弘、羽島彩加、朝倉孝之、岡本惠子、新治功、西原利典、増田知子、松本小百合、三根直美
『広島大学学部・附属共同研究紀要』
第41号