・『竹取物語』の授業を小中高で実践することで、新しい視点を持つことができた。たとえば3者とも重視する音読においても、アプローチの面においても違いを顕著に見ることができ、その分析から、古典と出会う小、世界を広げる中、深く掘り下げる高という段階性とともに、作品による差異も明らかになったといえる。換言すれば、今の地平で考える小、未知に迫ろうとする中、普遍への跳躍をめざす高といえるかもしれない。
共著者名:岡本惠子、朝倉孝之、吉田裕久、山元隆春、有川佐智子、羽島彩加、三藤恭弘、新治功、西原利典、増田知子、松本小百合、三根直美